「毛周期ってよく聞くけど、どうゆうこと?」
「毛周期と脱毛にはどんな関係があるの?」
「施術間隔を空けなきゃいけないのがめんどくさい!」
このように、脱毛をしている方の中には毛周期とは何か疑問に思っていたり、施術間隔を空けなければいけないことにストレスを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、毛周期を無視した施術は効果がなく、損をしてしまうことになりかねません!
効果的な施術をして無駄のない脱毛ライフを送るには、毛周期の理解は必須です。
そこで、今回は、
- 毛周期とは何か
- 毛周期を知らなければいけない理由は何か
について、ご説明します。
脱毛をしている方や今後脱毛を考えている方は、是非この機会に毛周期に関する理解を深めて効果的な施術を行ってくださいね。
毛周期とは?
毛周期とは、体の毛が成長して抜け落ちるように一定の期間で生え変わる周期のことを言います。
ヘアサイクルとも呼ばれています。
毛周期の3つのサイクル
毛周期には、「成長期」「退行期」「休止期」の3つのサイクルがあります。
成長期 | 退行期 | 休止期 |
成長期は、毛の根元である毛乳頭に繋がっていて肌の表面に毛が見えている状態のことを指します。 毛が細胞分裂し、最も活発になっている時期です。 |
退行期は、毛の細胞分裂が終わりを迎え、毛根から抜け落ちやすくなっている毛の状態のことを指します。 毛抜きで抜くとスルッと抜けることがあります。 |
休止期は、毛が毛の根元である毛乳頭から離れて抜け落ちていく状態のことを指します。 この時、毛は次の毛が生えてくるための準備をしています。 |
部位ごとの毛周期
毛周期は全ての毛が同じサイクルをしているわけではなく、部位ごとによってどれくらいの期間でサイクルしているかが異なります。
ここでは部位ごとの毛周期について見ていきます。
部位 | 成長期 | 休止期 |
ワキ | 4ヶ月 | 3ヶ月 |
腕 | 3~4ヶ月 | 4~5ヶ月 |
膝下 | 4ヶ月 | 6ヶ月 |
VIO | 4ヶ月 | 3ヶ月 |
毛周期について理解しなければいけない理由
理由1:効果があるのは成長毛だけ!
毛周期の関係で施術間隔を空けなければいけない大きな理由は、光やレーザーを照射して効果があるのは成長期の毛だけだからです。
照射する光やレーザーはメラニン色素に反応し毛の根元まで届きますが、成長期以外の毛は毛の根元から毛が離れてしまっていたりそもそも毛が生えていないため根元である毛乳頭にダメージを与えることができないのです。
理由2:適していない時期の施術は無駄になるだけ!
成長期の毛が生え揃っていない状態の肌に光やレーザーを照射しても効果を得られない施術になってしまいます。
効果のない施術はただお金と時間を捨てるようなものです。
適していない時期の施術はただの無駄になってしまいます。
理由3:肌にダメージを受けるだけ!
光やレーザーを照射すれば肌はダメージを受けます。
成長期の毛がない状態での施術は毛に効果がないだけでなく、肌にダメージを与えてしまいます。
毛周期を守らなければ、肌にダメージを与えるだけの施術になる可能性があるということです。
毛周期に関係なく脱毛したい方は、SHR方式の脱毛がおすすめ!
光脱毛やレーザー脱毛は全て毛周期に左右されるのかというとそうではありません。
脱毛方法の中にも様々な脱毛方式があり、毛周期に左右されずに施術をできる方式があります。
それがSHR方式の脱毛です。
SHR方式の脱毛は、毛のメラニン色素に反応して毛乳頭にダメージを与えることで抑毛・減毛を実現するのではなく、毛の司令塔である皮膚に近い部分のバルジ領域という部分にダメージを与える方式です。
そのため、毛周期を気にせずに脱毛をすることができますし、脱毛しにくいうぶ毛や普通なら効果がない白い毛などもしっかり脱毛できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、
- 毛周期とは何か
- 毛周期を知らなければいけない理由は何か
について、ご説明しました。
そして、毛周期とは体の毛が成長して抜け落ちるように一定の期間で生え変わる周期のことであり、「成長期」「退行期」「休止期」の3つのサイクルがあるとご説明しました。
脱毛をするにあたって効果があるのは、3つのサイクルのうち成長期の毛だけです。
成長期に合わせて施術を行わなければ殆ど脱毛の効果は出ず、無駄な施術になり肌を痛めるだけになってしまいます。
無駄なく効率的・効果的な脱毛をするためにも、毛周期に合わせて施術を行うようにしましょう。